写楽斎ジョニー脳内会議録

写楽斎ジョニーの思考の軌跡です。落語・アニメ・映画あたりを粛々と語ってまいります。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

子ほめ 考

枝雀落語大全(30) アーティスト: 桂枝雀 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) 発売日: 2000/12/13 メディア: CD この商品を含むブログを見る 今度は子褒めだ。 前座噺となってはいるが、面白い人がやると面白い。アレンジの懐の深さも大いにある。下げ…

『談志 最後の落語論』考 第一章について

談志 最後の落語論 作者: 立川談志 出版社/メーカー: 梧桐書院 発売日: 2009/11/17 メディア: 単行本 クリック: 38回 この商品を含むブログ (21件) を見る 落語なんてものをアマチュアなりにやっている理由は、早い話が談志に憧れている部分が大きい。少しで…

朝井リョウ論 2

何者 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/11/30 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 317回 この商品を含むブログ (83件) を見る 読了。一気に読みきった。 『桐島』の時よりテクニックが上がっている。 前回よりも、照れもなく古典を…

朝井リョウ論

何者 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/11/30 メディア: 単行本 購入: 7人 クリック: 317回 この商品を含むブログ (83件) を見る 現在、読書中。いてもたってもいられなくなった。 等身大、というと大げさかもしれないが、おそらく同…

『ゴールデンタイム』は有害だろう

ゴールデンタイム、視聴。 こいつぁ有害ですぜ。 ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,駒都えーじ 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2010/09/10 メディア: 文庫 購入: 22人 クリック: 1,145回 この…

阿佐ヶ谷ロフト出た

ちょっと縁あって阿佐ヶ谷ロフトにゲスト出演した。 男性器を食ったり、ホリエモンが語ったりした伝説のライブハウスに、同じように出れたというのは光栄の至り。 ライブはライブで楽しかった。それと同時に阿佐ヶ谷という街の魅力を十二分に見せつけられた…

すき焼きは関東風の方が美味しい

神戸牛すき焼き肉 特選 500g 出版社/メーカー: 神戸元町辰屋 メディア: その他 この商品を含むブログを見る 今夜はすき焼きだった。 仕事を終え、予めすき焼きだと聞いていた俺は喜び勇んで帰ってきた。 すると、妻が肉を炒めていた。 …炒めて!? 関西では…

談志の遺稿

遺稿 作者: 立川談志,山藤章二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/04/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 立川談志最後の本をようやく読了。ここまで読まなかったことをすでに「申し訳ない」という気ですらいる自分がいる。甚だ勘違…

落語『酒の粕』考

今度、高座で「酒の粕」という噺をかけることになった。 かける噺家で有名な人といえば、なんといても桂米朝氏であろう。桂米朝 Beicho Katsura 酒の粕 落語 Rakugo - YouTube 面白い。米朝氏の軽快な関西弁が噺をより面白くしている。 さて、こちとら関西弁…

『逆襲のシャア』を20年ぶりくらいに観た

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [Blu-ray] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル 発売日: 2011/06/24 メディア: Blu-ray 購入: 4人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (22件) を見る 小学校の時以来の視聴だったので20年ぶりになる。これまでもスパロボ…

江戸なら良いってもんでもない

金春屋ゴメス (新潮文庫) 作者: 西條奈加 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/09/30 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (44件) を見る 読み途中に挫折。 登場人物がこんがらがって仕方がない。 やはり私は、登場人物の多い物語が苦手だ…

『腑抜けども』というタイトルが秀逸だが、最も秀逸なのは舞台設定

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD] 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント 発売日: 2008/02/22 メディア: DVD 購入: 4人 クリック: 163回 この商品を含むブログ (266件) を見る 本谷有希子氏の映画。 彼女の作品は『生きているだけで、愛…

煩悩を書き出してみる

「玉瀧光」というテレビ番組で「煩悩を書き出す」ということをやっていたのをみて、時分にも当てはめてみようと書いてみたのですが、まだまだ30才は発想が子供っぽいですな。 やれるかやれないか、ではなく、やりたいかどうかで書くと、もうね、止まらない…

『おすもうさん』という「ゆとり社会」

おすもうさん 作者: 高橋秀実 (たかはし・ひでみね) 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2010/08/24 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 34回 この商品を含むブログ (13件) を見る 何だかんだで愛読している高橋秀実氏の著書です。 先日、敬愛するプチ鹿…